視覚障害者の外出をサポートするためのネイルデバイス。
資生堂が様々な企業とコラボレーションし、視覚障害者の外出をサポートするためのサービスプロトタイプを開発。ネイル・デバイス・webサイトのデザインを担当した。
ネイル/デバイスデザインについては、ユーザーテストを重ねながらプロトタイプ段階ではあったが、触ると自然物の一部をどこかで感じられるような、様々な触覚をテーマにしたデザインを制作。
webデザインについては、ターゲットユーザーが視覚障害者であるため、弱いコントラストを使わない・文字級数に気をつける・デバイス文字による音声対応・白黒反転対応など、事前に調査し策定した注意項目を確認しながら、chome lensという視覚障害者の視界を疑似的に再現できる拡張機能を使い、制作しながらデザイン検証を常に行った。また、デバイス文字とsvg素材により、マルチデバイス対応も行っている。
Client: SHISEIDO
My Role: Art Director, Designer
美しい自然・造形物をモチーフに、見た目はもちろんのこと、触った心地よさを一番大切に、視覚障害者の方と検証を繰り返しながらデザインした。
外出への気分が上がるように、カメラデバイスもむき出しのものではなく、ネイルと揃えたデザインを着せ替えられるようデザインしている。
大きな特徴は、ターゲットユーザーが視覚障害者であるということ。webデザインについては、弱いコントラストを使わない、文字級数に気をつける、デバイス文字による音声対応、白黒反転対応、など事前に調査した注意事項を守りながら、視覚障害者の視界を疑似的に再現できるブラウザの拡張機能を使い、制作しながらデザイン検証を行っている。